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トップ歴史放談船橋の伝説> 国境のとり決め

国境のとり決め

むかし、むかし、千葉と八幡が国境を決めることになった。そのため、千葉は亀、八幡は馬が代表となってそれぞれの土地を出発した。途中、両方が出会った所を国境にしようというとり決めなのである。

ところが、八幡の馬は千葉の亀を見くびっていたので、途中でなまけていた。一方、亀はもくもくと進んだので、出会った所は小栗原(本中山)であった。それでその場所には、千葉の妙見宮と八幡の八幡宮が一緒にまつられた。また、最初のとり決め通り、小栗原から西は八幡領に、二子(東中山)から東は千葉領となった。だから千葉領は広く、八幡領は狭いのだという。

もっとも、この話にも別説があり、二子地区では出会ったのは自分の村だと伝えているそうである。

掲載日 令和4年4月1日